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Beautiful graceful young ballerina in pointe shoes at white wooden floor background, top v

About us

はじめまして。Reina Ballet Schoolの代表の甘糟玲奈です。

ここからは少し長い自己紹介となります。

​ご興味のある方は、ご一読いただければ幸いです。

初めまして。Reina Ballet School代表の甘糟玲奈です。

6歳でバレエを習い始めて、バレエが大好きになり、バレエなしでは生きられない!とほぼ毎日終電までバレエ教室に残って自習をしていました。バレエで活躍するならやはり海外で学びたいという思いから、高校2年生の冬にローザンヌ国際バレエコンクールに挑戦し、オランダのハーグ王立コンセルヴァトワールに留学を決める事が出来ました。

恐れ知らずの私は全くひるむこともなく、オランダへと渡ったのですが、留学をして初めて自分の基礎があまりにも足りない事に打ちのめされました。学校のカリキュラムはバレエ、コンテンポラリー、モダン、ポワントクラス、アダジオ、ピラティスでした。ここで私はピラティスの重要性に気が付きました。週に1度のピラティスを受ける事で、軸が安定し、バランスがとれるようになり、回転も前より得意になりました。いつか日本に帰ったらピラティスの資格を取って、ダンサーを目指す子たちに教えたいと思ったのもこの留学経験のおかげです。

留学2年目に就職活動(オーディション)をし、ドイツのドルトムントにあるTheater Dortmundの研修生として入団が決まりました。初めてのプロの世界です。コールドからプリンシパルまで同じレッスンを受けるので刺激が多く、学びも沢山ありました。ヨーロッパではクラシックバレエは少なくなってきていて、ネオクラシックと呼ばれるバレエの型を少し自由にしたものや、コンテンポラリーの作品が人気で、日本では経験する事のできない数多くの作品に巡り合えたのも良い経験となりました。ドルトムントではモニカ・フォーテスクというプリンシパルの方にとても良くしていただき、彼女に勧められてルーマニアの国際バレエコンクールを受け、金賞を受賞する事が出来ました。コンクールを主催していた方が新しくバレエ団を開くということで、バレエ団に誘って頂き、シビウバレエ(Teatrul de balet Sibiu)に入団が決まりました。バレエ団を1から作り上げていく過程を、ダンサーとして共に経験出来た事はとても勉強になりました。ダンサーとして、舞台を魅力的にするにはどうしたら良いのか、改めて考え、追及した良い経験です。

約2年シビウバレエで活動し、より大きなバレエ団に入りたい思いでルーマニアのブカレスト国立劇場(Opera National Bucharest)にオーディションを受けに行き、入団が決まりました。ブカレスト国立劇場では週に2回公演が毎週のようにあり、ダンサーとしてはかなりの激務でした。シビウバレエの時から足の脛を疲労骨折していた私は、痛み止めを飲みながら公演をこなしていましたが、治る気配もなく、一度お休みを取ろうと決断し、バレエ団を退団し日本に帰国しました。ようやく国立に入れた約半年後、とても悔しい思いでした。

日本に帰国し、バレエの教え、バイトをしながらオーディション費用を貯めました。半年ほどすると足の痛みは消え、ようやくレッスンを再開する事が出来ました。日本に帰国して1年後、再びヨーロッパへオーディションに行くのですが、なかなか入団が決まらず困っていたところ、友人がロシアのバレエ団で働いていてレッスンを受けていいという夢のような話をもらい、ブランクがありレッスンに飢えていた私は迷わずロシアに渡りました。

これがロシアのカレリア共和国音楽劇場(Musical Theatre of Republic of Karelia)でした。レッスンを受けるだけのつもりが、すぐに舞台に立ってと言われてそのまま入団が決まったのです。しかしながら私はロシアのバレエスタイルは全く知らず、ロシア語すら話せずの状態で、本当に大変でした。毎日ロシア語を勉強し、かろうじてリハーサルでは問題ない程度にはロシア語を理解できるようになりました。ロシアでのバレエはバレエ用語すらロシア語なんです。最初は本当にちんぷんかんぷんでした。

ロシアでのバレエ団生活にも慣れてきた私は、第2の人生について考える事が多くなりました。

バレエダンサーは踊れるうちはいいのですが、踊れなくなったらもちろんダンサーではいれません。

当時ケガが多かった私は自分が長く踊る事が出来ないと、うすうす感じていました。

20代後半、私はバレエダンサーを引退し、日本に帰国して教えをする事を決断しました。

そして帰国後、ピラティスの資格を取り、お世話になっていたバレエスクール、カルチャースクール、フィットネスでバレエを教え、2018年にReina Ballet Schoolを立ち上げました。

色々なバレエ団を経て、色々なスタイルのバレエに触れ、色々な国に住み、様々な角度から物事を見れるようになりました。また、何が大事なのか分かったことがあります。それは、基礎、そして、体幹がすべてだということです。

基礎ができていれば、どんな動きでも美しくなり、体幹が強ければ、その動きをちゃんとコントロールできる。当たり前のことですが、地道な努力こそ、面倒に感じてしまう人は多いものです。Reina Ballet Schoolでは基礎、体幹を大事にしようと、心掛けています。長くなりましたが、ここまで読んで頂いた方、本当にありがとうございます。

すべてのバレエを愛する方が、バレエを楽しめますように。

 

最後までお読みいただきありがとうございました

代表 甘糟玲奈

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